リユース

 俺は服が好き。

インスタでどっかのブランドのセールの情報が出てきたら、一応見てみるし、ゾゾタウンからセールの情報来たら、これも一応見に行くし。

YouTubeもけっこう服のチャンネルとか見ちゃうし、たまにはファッション雑誌も見てしまう。

もう、若い時からの習慣だから何も意識しないで見ちゃう。

好きだからね。これが俺が何の苦労もなく出来ることの一つかな。

苦労もなく出来ることなんて何もないと思ってたけど、一つはとりあえずあったわ。

かっこいい服がないか探してる時は全然苦にならない。実店舗見て歩くのは、年のせいもあり、なかなか疲れるから最近はネットが多いけれども。

楽しいんですわ。

昔は、高い服が多かったけど、結婚して子供もいるとなかなか買えないよね。

だいたいのパパさんはそうでしょ。いっぱいお金持ってる人は別に気にしないんだろうけど。

お金ないから、高い服買うの我慢してるうちにそんなに欲しくなくなってきて。

嫌いな言葉だけど、コスパを気にして。

そんなん気にしてたら、安くて良い服とか。UNIQLOとか。古着とか。

一時期はUNIQLOばっかり買ってたけど、やっぱりなんかだんだん着なくなってくるんだよね。

俺の服好きは、一応自己分析すると、見栄2、俺は人とちょっと違うって他人と自分への主張が5、残りが純粋な好きの気持ちって感じだと今のところ思ってる。

それが、UNIQLOだと満たせないからだんだん着なくなるんだと思う。

買う前に気づけば良いんだけど、いちいちそんなことは考えないからな。

店に行けばすぐ買えちゃうし。

安くて良い服ってのも、素人には良く分からん。

縫製が〜とか、生地が〜とか言われても、絶対的な判断をしてくれるような人はこの世に居ないから、結局ほぼ主観になるわけで。

なので、最近は古着が多いです。

新しく作らないから、環境に良い。

別にひとが一回着たとかあんまり気にならないし。洗えば俺んだし。

高額なヴィンテージとかには元から興味がないので、かっこいいのが安ければとても嬉しい。

元から古着だから、捨てるのに罪悪感がない。

新品の服は、捨てどきがわからん。穴が開くまでか?いや、着ようと思えば縫えば着れる。

そんなことをぐちゃぐちゃと考えて捨てれない。

服を断捨離できる人はお金持ちなんだね。

世界では、古着も、最早余ってるとか。

途上国でもいらんとか。自国の繊維産業が育たんとか、焼いたりするのにも、お金がかかるとか。

そんな問題の一助になればと。

微力ながら。

そんなことを思いながら、最近は服を買っている。